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EP3/ 古城の石垣に馴染む”tHInKING”キャップ(グレー)

¥5,500 税込

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エピソード3

修道院のマスターに高額な代金を請求されて返済を迫られた記者。しかしながら、取材の内容を収めた原稿は出版社に高値で買い取られ安堵の日々を送っていた。

「山に眠る史跡を見に行きませんか?」

とあるトレイルの観光協会の方から、ぜひ史跡の眠るウチの山を記事に取り上げてほしいと電話が入った。

季節は秋。朝晩冷え込みが強くなって、山もすっかりと落葉の季節。懲りなく続けていたグッズ販売の最新作「ウールキャップ」を被り、観光協会の担当者が待つ登山口へ向かった。

「そのロゴ見たことありますよ!」

担当者は続けて、
「あの修道院の変なロゴですよね??そういえばあの記事も見ました!あなたが書かれたのですね!ちょっぴりフラットアースの謎が解けて面白いかったです!」

記者は嬉しい気持ちを抑えつつ、
「ええ。」
と軽めの返事。ほんとはこの帽子買ってください!今度販売するんです!なんて言いたいところだけど黙ってしまっている。

担当者が用意してくれたお弁当を受け取り、二人は山に入った。

ところどころに残る石畳みの登山道。山頂に登るにつれて、平坦に掘削された台地の様な場所が増える。その一つに深く垂直に掘った井戸の様なものがあった。

「ここはこの山では貴重な水場ですよ!実はここには約400年前にお城があったんです。水は籠城に備える為に貴重なもの。昔の人はちゃんと水が豊富な山に城を作っていますよねー。」

担当者によると、この山は深い岩盤に覆われており、地下深く掘り進めその岩盤が終わるところで伏流水が流れるポイントがあるそうだ。普段登る山でも見方を変えるとこんなに興味深いところがあるのだと記者はしみじみと感じた。

約2時間ほど歩いたところで、山頂へ到着。山頂には立派な石垣の高台が。建物は無いが、確かにコレは人の手が入ってる事はわかる。隣の山や街。遠くの港まで見渡せる展望の良いところだ。

しかし、ところどころに崩された石垣も多く散らばっている。その石の上に腰をおろし休憩。お弁当を広げると中には美味しそうないなり寿司が3つ。

「ここの名物なんです。このいなり、中が鳥飯なんですよ!」

ほんとだ。担当者ご自慢のいなり寿司。コレは美味しい!食後に以前修道院で買ったアルコールストーブでお湯を沸かし、コーヒーを飲もうと準備にかかる。あの修道院にはいちゃもんつけたいところがたっぷりあるが、こんな日帰りの山歩きに丁度良いこのストーブはコンパクトで軽くて気に入ってるのだ。

「まだっすか?沸くの遅くないですか…?」

「おいっ!!!」
大丈夫。心の声は漏れてない。


その時に、記者が石の上に置き忘れて帰ってしまった帽子です。

その名の通り、石垣の石に良く馴染むグレーのウールキャップです。石の上に置き忘れの無い様にご注意ください。サイズは周囲60cmから前後に調整可能。深めで割と大きめ?のサイズ感です。秋から冬にかけて、寒い時期にご使用ください。素材の特性上、頻繁なお洗濯はおすすめしません。洗濯の場合は手洗い程度が良さそうです。

カラー:玄武岩
素材:50%ウール、50%リサイクルポリエステル
重量:93g

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